ゲジゲジ。ドアップ注意。

正式名称はゲジ。以前撮った写真ですが、個人的に気に入ってます。コミカルな表情がラブリー。容器についた水滴が写ってしまったのがちと残念。
15対の脚を淀みなく操りゴキブリよりも素早く動きます。今まで素手で捕まえてましたが、最近図鑑で有毒なことを知りました。やべっ(ただし毒性は弱い)
ゴキブリの天敵なので益虫だと思うのですが、割と嫌われぎみ。外見で損をするタイプです。脚だけを押さえると足を切り離して胴体だけで逃げるので注意。

20日の新潟日報の切り抜き

新潟にクロメンガタスズメが!県内で記録確認されたのは初めて(本州の分布地域は関東以西と言われていた。去年辺り福島でも確認されたらしいけど)
私も生きてる実物は見たことない。見たい。
持ち込まれた幼虫の一部は寒さのためサナギにならなかったとのこと。
昨夏の暑さによる一時的な北上か、それとも本格的に北限が移動してるのか、経過観察中らしい。

オオスカシバの蛹

オオスカシバの蛹
ガは土中で蛹になるタイプが結構います。脱皮したては非常に美しい緑色をしていることが多いです。
通常は頭の方が透明感のある緑色で、尾の方に向かって茶色のグラデーションになっています。時間が経つと透明感はなくなり、全体が茶色〜焦げ茶色になります。
写真の個体は頭の部分は美しい緑色ですが、尾に向かうグラデーションはなく尾部分を覆うように焦げ茶色になっています。このような通常と違った状態になる時は大体寄生されています(私調べ)

無事脱皮。

ツマグロヒョウモンさんが蛹になりました記念に縦長気味の写真を。
腹側にプラチナ色の輝き。螺鈿っぽいと言ってもいいかも。
実物はもっと綺麗です。抜け殻では消えてしまうので、中の体液が透き通るか何かしてるのではないかと(内部の色そのままではないと思うけど)

蛹化開始。

蛹化開始。
ツマグロヒョウモンさんがアップを始めました。下の方が頭です。
この写真ではちょっとわかりませんが、刺が透き通ってきてます(刺の中にあった体液がなくなった)
そのうち刺も頭もただの皮のようになって脱ぎ捨てられます。文字通り脱皮。私も脱皮したい。

オオスカシバ終齢。

オオスカシバ終齢。
色が変わりました。もう餌は食べません。蛹になる場所を探してあちこち動き回るので蛹用のケースに移しました。

ツマグロヒョウモンの終齢幼虫。

ツマグロヒョウモンの終齢幼虫。
トゲトゲしてますが、毒はないので触っても害はありません。
今飼育中のオオスカシバで今年の飼育最後とか言ってたのですが、食草(スミレ)食い尽くしてさ迷っているツマグロヒョウモンがいたのでつい捕獲。
タテハチョウ科は成虫越冬なので、雪が降る前に羽化するのではないかと予想。

オオスカシバ終齢。

オオスカシバ終齢。
こんなに大きくなりました。でもセスジスズメガとかシモフリスズメとかに比べたら小さい方です。
ちなみにセスジスズメガやコスズメガの幼虫の糞は水気があり柔らかく、オオスカシバの幼虫の糞は乾燥気味で固い。多分食草の違い。

オオスカシバの幼虫

オオスカシバの幼虫
この時点で大体同じ大きさの2頭ですが、左は4齢、右は終齢です。幼虫は齢によって頭の大きさが変わるのでそれによって区別できます。
今年の飼育は、おそらくこの2頭が最後になります。